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工具は「持ち替え」から「ヘッド交換」へ ベッセルが1台で複数作業に対応する「SP LINE ヘッド交換式エアーツール」を10月26日発売

工具は「持ち替え」から「ヘッド交換」へ ベッセルが1台で複数作業に対応する「SP LINE ヘッド交換式エアーツール」を10月26日発売

大阪府大阪市東成区に本社を置く工具メーカー、株式会社ベッセル(代表取締役社長:田口雄一)は、プロ向けエアーツール「SP LINE ヘッド交換式エアーツール」を2026年10月26日より出荷開始する。1台の本体(パワーモーター)に用途別のヘッドを取り付けることで、締め付け・穴あけ・研削・研磨・磨きなどの複数作業に対応する。

工具は「持ち替え」から「ヘッド交換」へ ベッセルが1台で複数作業に対応する「SP LINE ヘッド交換式エアーツール」を10月26日発売

本体は1台のまま、ヘッドを替えて作業を切り替える

この製品は、作業ごとに工具本体を持ち替える代わりに、必要なヘッドを切り替えて使うという新しい工具運用を提案するものだ。1916年の創業以来「こたえる、かなえる」をコンセプトに工具づくりを続けてきたベッセルが、空気動工具の分野で「SP AIR」ブランドとして長年培ってきた技術を土台に、新ブランド「SP LINE」から開発した。

主な特長

  • 1台の本体で複数作業に対応:用途別のヘッドを交換することで、締め付け、穴あけ、研削、研磨、磨き作業などに対応
  • 工具を使わずにヘッド交換:スリーブを引きながらヘッドを差し込み、スリーブを戻すとロックされる
  • 作業姿勢に合わせて向きを調整:ヘッドの取り付け方向を30度ずつ12段階で調整できる
  • 必要なヘッドだけを追加・管理:本体を増やさずに用途を拡張でき、工具点数の削減や保管・管理の効率化に貢献

販売は全国の機械工具商、機械工具販売店、ネットショップなどで行われる。導入を検討している法人・事業者向けには、実際の使用環境で性能を試せるデモ機も用意されており、デモ機依頼フォームから貸出を申し込める。

ヘッド交換は簡単!
ヘッド交換は簡単!

整備・板金の現場が抱える「持ち替え」と「保管」の負担

自動車整備・板金の現場では、締め付け・穴あけ・研削・研磨など多様な作業が日々発生し、作業ごとに専用の工具を持ち替えることが長らく「当たり前」とされてきた。その結果、工具の本数が増え、探す・取りに行く・置き場所を確保するといった、作業そのもの以外の負担が現場に積み重なっているという。

この負担の実態を探るため、ベッセルは「エアーツールの持ち替え・保管管理に関する実態調査」を実施した。IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査で、調査期間は2026年7月24日〜同年7月27日。自動車整備・板金業務に従事し、業務でエアーツールを使用している108名から有効回答を得ている。

1日に10回以上の持ち替えが65.8%、80.5%が手間やストレスを実感

業務で使っているエアーツールの本数は、「3~5本」が30.6%、「6~10本」が20.4%、「11~20本」が15.7%、「21本以上」が17.6%。1日の工具の持ち替え回数は「1日に10~19回程度」が26.9%、「1日に20~29回程度」が25.9%、「1日に30回以上」が13.0%で、1日に10回以上持ち替えている人は65.8%にのぼった。持ち替えに手間やストレスを「頻繁に感じる」は23.1%、「時々感じる」は57.4%で、80.5%が負担を実感している。

手間やストレスを感じる場面(n=87、複数回答)では、「工具を探したり、取りに行ったりするとき」が52.9%で最も多く、「複数の作業を短時間で切り替えるとき」が46.0%、「車両の下など動きにくい体勢で作業しているとき」が43.7%と続いた。自由回答では「ホースが邪魔なときがある」「使用に握力が必要」「長く使えない」といった声も寄せられている。

保管・管理の負担は74.1%、ヘッド交換式には86.1%が使用意向

使用頻度は低いものの手放せずに保管しているエアーツールが「複数本ある」は54.6%、「1本ある」は28.7%。保管・管理について負担を「非常に感じている」は28.7%、「やや感じている」は45.4%で、負担を感じている人は74.1%に達した。具体的な負担(n=80、複数回答)としては、「本数が多く、どこに何があるか把握しづらいこと」53.8%、「保管場所・スペースを取られること」47.5%、「使用頻度の低い工具の手入れにも手間がかかること」38.8%が上位に挙がっている。

エアーツールの買い足し・買い替えをためらった経験は「何度もある」が48.1%、「ある」が32.4%で、80.5%が経験ありと回答。その一方で、1台の本体でヘッドを交換し、複数の作業(締め付け・穴あけ・研削・研磨など)に対応できるエアーツールについては、「ぜひ使ってみたい」が46.3%、「やや使ってみたい」が39.8%で、86.1%が使用意向を示した。

工具は「持ち替え」から「ヘッド交換」へ ベッセルが1台で複数作業に対応する「SP LINE ヘッド交換式エアーツール」を10月26日発売

JIMTOF2026のベッセルブースで実機を展示

SP LINE ヘッド交換式エアーツールの実機は、2026年10月26日(月)から31日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026 第33回日本国際工作機械見本市」のベッセルブースで見ることができる。ブースは東京ビッグサイト 西展示棟1階・西1ホール W1006で、開催時間は10:00~17:00(最終日は16:00まで)となっている。

出典:株式会社ベッセル