本文へスキップ

クルマもバイクも、毎日みてる haikion | クルマとバイクの新車情報

RSS

おすすめ記事

中古EVと車載電池を福島県内で循環させ、浪江で再製品化 福島日産自動車株式会社など6社が「循環型社会の実現に向けた連携協定」を締結 ネコになりきったSonny Angelがクリスマス仕様に。「Sonny Angel Cat Christmas Series」が2026年11月13日(金)に全世界同時発売 手動運転装置の操作体験や左アクセルの紹介も スピードハウス野口が大分県中津市で福祉車両改造の無料体験・相談会を11月21日・22日に開催 ナンバープレート周りをシャープに演出。 ヴァレンティより愛車の印象を手軽に変える「ライセンスフレーム」が新登場! スノーピークのルーフトップテント「フィールドライズ」の車両装着システムに、INNOのベースキャリアが採用 【JAF札幌】自動車ユーザーの96.9%が税負担を実感。あなたはどう感じていますか? マーフィード、水と洗車を科学する「水博士IKEDA」の連載を月刊ガソリン・スタンドで開始 タイヤ専業店「ビーライン富山上赤江店」新規オープン

アクセルでもペダルでも走れる特定原付「ENNE ZERO」、通常販売前最後の割引価格で第3次先行予約を受付中 レジャー&アウトドアジャパン2026への出店も決定

アクセルでもペダルでも走れる特定原付「ENNE ZERO」、通常販売前最後の割引価格で第3次先行予約を受付中 レジャー&アウトドアジャパン2026への出店も決定
アクセルでもペダルでも走れる特定原付「ENNE ZERO」、通常販売前最後の割引価格で第3次先行予約を受付中 レジャー&アウトドアジャパン2026への出店も決定

第3次先行販売予約が進行中、19.9万円(税抜)は通常販売前の最後の割引価格

株式会社ENNEは、特定小型原付「ENNE ZERO」の第3次先行販売予約を実施しています。予約価格の19.9万円(税抜)は通常販売前の最後の割引価格で、セールは間もなく終了するとしています。現在は待ち時間わずかで割引を受けられるとされ、公式販売ショップから購入できます。YouTuberからのレビューも続々と寄せられています。あわせて、同社はレジャー&アウトドアジャパン2026への出店が決まったことも明らかにしました。

ENNE ZEROは、免許なしで乗れ、アクセルとペダルの両方を使える乗り物です。同社は、このような乗り物は「ENNE ZEROが唯一」としています。また、特許申請済みのため、ペダル付きは同社のみであるとも説明しています。同社によると、ENNE ZEROは特定原付の3大課題とされる「登坂能力」「航続距離」「電池切れ時の走行」をすべて解決したモビリティです。さらに、1:5のアシスト比率により、電動アシスト自転車の代わりとして使うことも想定しています。

アクセルでもペダルでも走れる特定原付「ENNE ZERO」、通常販売前最後の割引価格で第3次先行予約を受付中 レジャー&アウトドアジャパン2026への出店も決定

14インチタイヤと48Vバッテリーを採用した車体

タイヤサイズは、街乗りでの扱いやすさと小回り性能を重視して14インチを選んでいます。バッテリーは本機から48Vとなり、よりパワフルになりました。フレームはENNE T600GRのX303フレームをベースにしつつ、よりスマートで洗練されたデザインへと進化させています。掲載写真のリアボックスは試作機仕様のためやや無骨な見た目ですが、製品版ではウェーブフィンデザインを採用し、よりコンパクトで完成度の高い仕上がりになる予定です。コントローラーは3kW級電動バイクに匹敵する性能を持ち、独自の「ZEROシステム」に対応できるよう設計されています。

  • 速度モード:20km/h(アシスト比率5段階切替あり)
  • 組み立て時サイズ:1360×570×1040mm
  • 折り畳み時サイズ:750×500×600mm
  • 重量:22kg
  • タイヤサイズ:14×1.95インチ
  • 航続距離:アクセル走行時50km、自転車走行時142km~無限大
  • 車体最大荷重:150kg
  • 適用身長:140~210cm
  • 定格出力:600W/瞬間最大電力:1500W
  • 対応地形:都市/山地
  • バッテリー:Panasonic等 48V10.5Ah
  • フレーム素材:アルミニウム合金
  • 防水レベル:IP54
  • 製品保証:フレーム2年間、バッテリー・モーター1年
  • 車体色:サンドロック/スノーホワイト/ワーロック/デスティニー
  • ブレーキタイプ:ディスクブレーキ
  • 灯火類:LED
アクセルでもペダルでも走れる特定原付「ENNE ZERO」、通常販売前最後の割引価格で第3次先行予約を受付中 レジャー&アウトドアジャパン2026への出店も決定

走行用ペダルと20km/h上限をどう両立させたか

AIが制御するダイナミックブレーキ

ENNE ZEROのペダルは発電用の入力装置ではありません。人がこいだ力をそのまま車輪の駆動に使う、走行用の機構です。特定小型原付は20km/hを超えてはならないため、ペダルを付けるには相当な技術的苦労があったといいます。人力が駆動に加わる以上、速度管理をモーター出力側だけで完結させることはできません。そこで同社は、車体構造と制御ロジックを同時に設計し、制動側の制御まで含めて速度上限を成立させる方針をとりました。ENNE ZEROの今回の仕様では、20km/h上限制御を支える中核技術の一つとして、ダイナミックブレーキを採用しています。このダイナミックブレーキは電磁ブレーキの一種です。いきなりガツンと効くのではなく、ぬるっとした感覚で自然に20km/hへの速度抑制を行うとしています。

ダイナミックブレーキの制御は、ENNE ZEROシステムに搭載されたAIが担います。AIの主な役割は次のとおりです。

  • 車速、ペダル回転、走行状態、電源状態をまとめて判断する
  • 20km/h上限を維持するために必要な制御量を演算する
  • ダイナミックブレーキの介入量を最適化する
  • 電源オフ時は、走行検知をきっかけにウェイクアップ機能を起動し、必要なシステムを立ち上げる
  • 保安基準への対応に必要な機能の制御状態を維持する

AIは加速の意思や強さを感知して最適なブレーキ力を計算し、滑らかに速度を抑えます。同社はこの仕組みを、減速というより「加速抑制装置」に近いものと説明しています。一般的なライダーの脚力であれば抑制はほとんど一瞬で解除されるため、車速が落ちることは実質的にほとんどないとしています。

電欠時の移動、坂道、航続距離への考え方

バッテリーが切れたら重い車体を押して帰るしかない。これが特定原付の大きな不安でした。ENNE ZEROは走行用ペダルを備えているため、バッテリー残量が少なくてもペダルで移動を続けられることを最初から前提にしています。電源オフ時でも走行を検知するとウェイクアップ機能が働き、車速管理や保安機能に必要な制御状態が立ち上がります。同社は、ただ「こげるだけ」ではなく「帰れるように考えた車両」だとしています。坂道についても、アクセルだけに頼らず人の力を足せる構造にすることで、移動を続けやすくしています。同社が掲げる価値は、坂を速く上ることではなく、坂で止まらず、押さずに済むことです。航続距離の面では、通常の特定原付は電力だけで走るためバッテリーを大きくするしか延ばす方法がありませんでした。これに対しENNE ZEROは、電動アシスト自転車と同程度まで航続距離が延びるため、同じバッテリー容量の他社製品と比べて大幅に長くなるとしています。

アクセルでもペダルでも走れる特定原付「ENNE ZERO」、通常販売前最後の割引価格で第3次先行予約を受付中 レジャー&アウトドアジャパン2026への出店も決定

今回の主役は「1:5アシスト」構想

同社が今回とくに打ち出しているのは、アクセル走行ではなく、人力1に対して5相当のアシスト感を目指す「1:5アシスト」構想です。狙いは速さではありません。20km/hまでの実用速度域で、発進、坂道、荷物を積んだときの走りがどこまでラクに感じられるかを追求しています。

「20km/hでは自転車の代わりとして遅いのでは」という疑問に対し、同社は20km/hでも街中では十分実用的だとしています。その裏付けとして挙げているのが日本の実走調査で、自転車の平均速度は学生・成人で14.6km/h、幼児児童・高齢者で11.4km/hでした。信号や交差点、歩行者があり、停止と発進を繰り返す街中では、最高速よりも発進の軽さや再加速のラクさ、坂で失速しないことのほうが満足度に直結すると同社は説明しています。また、2026年4月1日からは自転車にも青切符制度が導入され、違反の例には逆走や歩道通行などの通行区分違反も含まれます。同社は、これまでのように「歩道に逃げればいい」という感覚は今後さらに通用しにくくなるとしています。そのうえで、14インチや16インチの小径タイヤで目指すべきは高速巡航ではなく、街中での軽快さと扱いやすさだと位置づけています。

同社が想定する利用者は次のような人です。

  • 駅までの移動や近距離通勤を、もっとラクにしたい人
  • 坂の多い地域で、今の電動アシスト自転車に物足りなさを感じている人
  • 荷物が多い日でも、発進や登坂をラクにしたい人
  • 電池残量を気にしすぎずに移動したい人
  • スピードやアクセルより、強いアシスト感を求めている人

なお、「1:5アシスト」は今後の仕様展開に向けた開発構想・制御チューニングの方向性であり、最終仕様は今後の開発・試験で決まります。バッテリーは基本的にPanasonic製セルを採用する予定ですが、原料確保の都合により、同等性能の他社製品(LG、Samsungほか)を使う場合があります。航続距離は体重や道路状況などで変わるため、保証されるものではありません。運転できるのは16歳以上で、免許は不要です。ヘルメットの着用は努力義務で、走行時は自賠責保険の書類を携帯する必要があります。利用時は道路交通法その他の関係法令に従うよう求められています。

出典:株式会社ENNE